深夜のテレビ
2355の「顕微鏡で覗く世界」がなかなかいい感じだと思うのですよ。
月曜日から金曜日の23時55分から5分間だけ「それって分かる人にしか分からないだろう?」というコンテンツを5分間だけ放送し、24時の直前に翌日が訪れることを告げて外国語講座の番組に切り替わってしまう(4月に入ってからは語学講座ばかりではなくなった模様)刹那的な番組、2355。
そして、そんなニッチマーケット狙いとも思える番組を、NHKの今ではEテレなんていうちょっと安易さの感じられるネーミングになってしまった「教育テレビ」で放送していることが興味深いのです。
教育テレビと言えば。
幼少の頃に見てしまった「小学5年生 理解」(だったかな?)。気体は水に溶ける、という実験で数メートルはある透明なパイプ2本を水で満たし、それぞれの底から泡状の酸素と二酸化炭素を吹き出すと、二酸化炭素の泡が目に見えるほど小さくなりながら上っていくのを見て、科学実験の楽しさにカルチャーショックを受けてしまうほど影響力のあるチャンネル(どんな子供なんだよ?(^_^;))。
そんな影響を受けて育ってしまったがために、同じく教育テレビで時々目にする「大科学実験」で大勢の人が河川の堤防に並び、端で鳴らしたシンバルの音が聞こえたら挙手することで音の速さをアナログに調べてみたり、わざわざ高価なネオジウム磁石を何百個も敷き詰め磁石の反発力で数センチだけ浮かんで静止することができる空飛ぶ絨毯を作ってみたり、なんていうのを見ると大人ゴコロとしては「なにをわざわざ・・・」と思う反面、そんな教育テレビが大好きな自分も否定できなかったりするのです(どんな大人なんだよ?(^_^;))。
(※ちなみに2355も大科学実験も細野晴臣氏が声の出演をしていたりするのは偶然か?)
そして潜めた思いを胸に、遅くに仕事から帰ってきてたまたま見掛けた前述2355の「顕微鏡で覗く世界」。軽いボサノバ調のアンニュイな音色と共に画面に映し出されるのは綺麗な緑色をした植物プランクトンの顕微鏡動画。映像はやはり教育テレビの「ミクロワールド」からの出典らしい。
「真ん中にある細胞核」だの「接合して冬を越す」だのおおよそ軽快なリズムとは無縁な言葉が歌詞に並び、そしていつの間にか耳に残る。
これだ。これが教育テレビもとい、Eテレの怖さなのだ。ついついチャンネルを回しただけなのに、いつの間にか脳裏に残る微妙な印象を与える。いつの間にか大勢の人がミカヅキモは乾燥すると接合して冬を越す、と学んでしまうのだ。そして同じメロディラインにもかかわらず、ついつい4月16日から放送されているボルボックス編も耳に残り、やはり大勢の人がボルボックスについても学んでしまうのだ。
恐るべし、Eテレ。
まぁ、欲を言えば。
仕事から帰ってきてたまたま見かけたTV番組が2355だった、っていうのが納得できないのよね。もう少し早く仕事を終わらせて、せめてトレンドたまごくらい観る事はできんのか。まったく(-_-;)
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